
🚗 車の査定額は内装で変わる!買取前にチェックすべき注意点
こんにちは!ナオイオートです!
「長年乗ってきた愛車の売却を考えているけど、内装の汚れやキズが査定額にどれくらい影響するんだろう…」
「少しでも高く売りたいけど、査定前に何をすればいいのか分からない…」
そんなお悩みをお持ちではありませんか?車の査定というと、多くの方が走行距離や年式、ボディのキズやヘコみといった「外装」を気にされます。しかし実は、査定額を大きく左右するもう一つの重要なポイントが「内装」 なのです。
この記事では、なぜ車の査定で内装が重要視されるのか、どんな状態がマイナス評価につながるのか、そして査定額アップのために自分でできる内装のチェック方法やメンテナンスのコツまで、茨城県で長年お客様の愛車と向き合ってきたナオイオートが徹底的に解説します!
この記事を最後まで読めば、あなたの愛車の価値を最大限に引き出すためのヒントがきっと見つかります。査定に出す前の「ひと手間」で、査定額が数万円、場合によってはそれ以上変わることもありますので、ぜひ参考にしてくださいね!
📖 この記事の目次
車査定で内装が重視される理由

なぜ、車の査定において内装の状態がこれほどまでに重要なのでしょうか。それは、買取後の車が「中古車」として再び販売される際の「商品価値」に直結するからです。次のオーナーが気持ちよく乗れるかどうか、その判断基準として内装のコンディションは非常に大きなウェイトを占めます。ここでは、外装との違いや、内装の印象が査定額にどう影響するのかを詳しく見ていきましょう。
外装と内装の査定基準の違い
車の査定基準は、大きく「外装」と「内装」に分けられますが、その評価の仕方は少し異なります。
【外装の査定基準】
外装は、主に「減点方式」で評価されます。車の骨格(フレーム)に修復歴があるか、ドアやバンパーにキズやヘコみがあるか、塗装の状態はどうかといった点がチェックされます。これらの損傷は、修理にかかる費用が明確に算出できるため、基本価格からマイナスしていく形で査定額が決まります。つまり、外装の評価は比較的「客観的」で「加算的」な側面が強いと言えます。
- 修復歴の有無:最も大きな減点対象。事故などで車の骨格部分を修理・交換していると大幅なマイナスになります。
- キズ・ヘコみ:大きさや深さによって減点額が変わります。修理費用が明確なため、査定士による差は出にくい部分です。
- 塗装の状態:色あせや剥がれ、再塗装の跡などもチェックされます。
【内装の査定基準】
一方、内装は減点方式に加えて、「印象評価」という主観的な要素が大きく影響します。シートの汚れやニオイ、ダッシュボードのキズなどは、次の買い手にとって「不快感」につながる可能性があります。これらの要素は、単純な修理費用だけでは測れない「商品価値の低下」と見なされるため、査定士の判断によって減点幅が大きく変わることがあります。
- 清潔感:車内に乗り込んだ瞬間の印象が重要です。ゴミが散らかっていたり、ホコリが溜まっていたりすると、それだけでマイナス印象になります。
- ニオイ:タバコ、ペット、芳香剤の強い香りなどは、多くの人にとって敬遠される要素です。ニオイは除去が難しいため、大きな減点対象となります。
- シートの状態:シミ、破れ、焦げ穴、ヘタリ具合などが細かくチェックされます。
- 装備品の状態:ナビやオーディオ、エアコンなどの動作はもちろん、スイッチ類のベタつきや破損も評価対象です。
このように、外装が「車の機能的な価値」を測る指標であるのに対し、内装は「次のオーナーの快適性や満足度」を測る重要な指標なのです。
内装の印象が査定額に与える影響
査定士が車に乗り込んだ瞬間の「第一印象」は、査定額全体に大きな影響を与えます。考えてみてください。ドアを開けた瞬間に、清潔でスッキリとした空間が広がっている車と、タバコのニオイがしてシートにシミがある車、どちらが高く評価されるでしょうか。
答えは明白ですよね。内装が綺麗な車は、査定士に「この車は大切に扱われてきたんだな」というポジティブな印象を与えます。すると、「きっとエンジンや足回りといった見えない部分のメンテナンスもしっかりされているだろう」という期待感につながり、査定全体が甘くなる(プラスに評価されやすくなる)傾向があるのです。
逆に、内装が汚れていたり、ニオイがひどかったりすると、「メンテナンスもずさんだったのではないか」「見えないところに不具合が隠れているかもしれない」と警戒され、査定士はより厳しくチェックするようになります。結果として、本来なら見逃されるような小さなマイナスポイントまで指摘され、査定額が伸び悩む原因となってしまうのです。
💡 内装の印象が重要なワケ
内装が綺麗だと…
✨ 「大切に乗られてきた車」という好印象を与える。
✨ エンジンなど機関系の状態も良いと推測されやすい。
✨ 査定士の心証が良くなり、全体の評価が甘くなる傾向がある。
内装が汚いと…
🤢 「雑に扱われてきた車」という悪印象を与える。
🤢 見えない部分の不具合を疑われ、チェックが厳しくなる。
🤢 本来の価値よりも低い査定額を提示されるリスクが高まる。
内装を綺麗にしておくことは、単にマイナス評価を避けるだけでなく、車全体の価値を底上げするための「アピール」にもなるのです。次の章では、具体的にどのような内装の状態がマイナス評価につながるのかを見ていきましょう。
査定でマイナス評価されやすい内装のポイント
では、具体的にどのような内装の状態が査定でマイナス評価を受けやすいのでしょうか。ここでは、特に査定士が厳しくチェックする3つのポイント「汚れ・シミ」「ニオイ」「キズ・破れ」について、詳しく解説していきます。ご自身の愛車に当てはまる項目がないか、確認しながら読み進めてみてください。
汚れやシミのあるシート
ドライバーや同乗者が常に触れるシートは、内装の中でも最も目につきやすく、汚れがちなパーツです。シートの状態は、査定額に直接影響を与える重要なポイントです。
主な原因とマイナス評価の度合い
- 食べ物・飲み物のシミ:コーヒーやジュース、お菓子などのシミは非常に目立ちます。特に色の濃い液体(コーヒー、醤油など)のシミは落としにくく、大きな減点対象となります。小さなシミでも、複数あると印象が悪化します。
- 皮脂汚れ・黒ずみ:長年使用していると、手足が触れる部分やヘッドレストに皮脂汚れが蓄積し、黒ずんできます。特に淡い色のシートでは目立ちやすく、清潔感を損なう原因になります。
- 子供による汚れ:お子様が乗る車では、靴の泥汚れ、クレヨンやペンの落書き、お菓子の食べこぼしなどがつきものです。これらは放置すると頑固な汚れとなり、マイナス査定は避けられません。
- カビ:車内を濡れたまま放置したり、湿気が多い環境で保管したりすると、シートやフロアマットにカビが発生することがあります。カビは見た目が悪いだけでなく、健康被害にもつながるため、大幅な減点対象となります。
これらの汚れやシミは、買取後に中古車として販売する際に、専門業者によるクリーニングが必要となります。そのクリーニング費用が査定額から差し引かれる、と考えると分かりやすいでしょう。シート全体のクリーニングには数万円かかることもあり、その費用がそのままマイナス評価につながる可能性があるのです。
タバコやペットのニオイ

見た目の汚れ以上に、査定で厳しく評価されるのが「ニオイ」です。ニオイは主観的な要素が強いものの、一度染み付いてしまうと完全な除去が非常に困難なため、中古車市場では大きなマイナス要因と見なされます。
【タバコのニオイとヤニ汚れ】
喫煙車は、非喫煙者から敬遠される傾向が非常に強く、中古車市場での需要が著しく低くなります。そのため、買取店はタバコのニオイがする車に対して、かなり厳しい評価をせざるを得ません。
- 染みついたニオイ:タバコの煙に含まれる粒子は、シートや天井の内張り、エアコンの内部など、あらゆる場所に深く浸透します。市販の消臭剤で一時的にごまかせても、根本的な解決は難しく、専門の消臭・除菌作業が必要になります。
- ヤニ汚れ:天井の内張りや窓ガラス、ダッシュボードなどがヤニで黄色く変色している場合、見た目の印象が非常に悪くなります。これもクリーニングが難しく、大きな減点となります。
- 焦げ穴:シートやフロアマットにタバコの火による焦げ穴があると、部品の交換やリペアが必要になるため、さらなる減点対象です。小さな穴一つでも、数千円から1万円程度のマイナスになることがあります。
車種や状態にもよりますが、喫煙車というだけで5万円〜10万円以上、場合によってはそれ以上のマイナス査定になることも珍しくありません。
【ペットのニオイと毛、キズ】
ペットを乗せる機会が多い車も、ニオイや汚れが残りやすいため注意が必要です。
- 動物特有のニオイ:ペットの体臭がシートやマットに染み付いてしまうと、これも除去が困難です。特に動物アレルギーを持つ人にとっては深刻な問題となるため、中古車としての価値が下がります。
- 抜け毛:シートの繊維の奥に入り込んだペットの毛は、掃除機だけでは完全に取り除くのが難しい場合があります。細部まで毛が残っていると、清掃の手間がかかるためマイナス評価につながります。
- 引っかきキズや噛み跡:ドアの内張りやダッシュボード、シートなどにペットがつけたキズや噛み跡は、修復が難しく、部品交換が必要になるケースもあります。これも明確な減点対象です。
内装のキズや破れ
日常的に車を使用していると、どうしてもついてしまうのが内装のキズや破れです。しかし、その場所や程度によっては、査定額に大きく響くことがあります。
- ダッシュボードのキズやひび割れ:ダッシュボードは車内で最も目立つ部分の一つです。物を置いた際の擦りキズや、芳香剤やスマホスタンドの設置跡(両面テープの剥がし跡や変色)、経年劣化によるひび割れなどは減点対象です。特にひび割れは修復が難しく、交換となると高額な費用がかかるため、大きなマイナス評価となります。
- ドア内張りのキズや破れ:乗り降りの際に靴が当たってできる擦りキズや、荷物をぶつけてできた凹みなどが対象です。特に子供を乗せるファミリーカーなどでは、チャイルドシートの着脱時にキズがつきやすい傾向があります。
- シートの破れやスレ:乗り降りで擦れやすい運転席シートの側面(サイドサポート部)は、破れやスレが発生しやすい箇所です。レザーシートの場合は、ひび割れもチェックされます。
- ステアリングやシフトノブのスレ:常に手が触れる部分は、経年劣化で表皮が剥がれたり、テカテカになったりします。走行距離相応の劣化であれば問題視されないこともありますが、過度なスレはマイナス評価につながります。
- 天張りのたるみや剥がれ:特に輸入車などで見られる天井内張りの剥がれは、修理費用が高額になるため、大幅な減点となります。
これらのキズや破れは、次にその車に乗る人にとって常に目に入る部分であり、古さを感じさせる原因となります。そのため、査定士は厳しくチェックするのです。次の章では、これらのマイナスポイントを解消し、査定額をアップさせるための具体的な方法をご紹介します。
査定額アップにつながる内装のチェック方法 🧼
ここまで、内装のどのような点がマイナス評価につながるかを見てきました。しかし、諦めるのはまだ早いです!査定前に少し手間をかけるだけで、車の印象は大きく変わり、査定額アップが期待できます。ここでは、誰でも簡単にできる内装のセルフチェック&クリーニング方法を具体的にご紹介します。
シートやマットの掃除

まずは、車内の大部分を占めるシートとフロアマットの掃除から始めましょう。ここを綺麗にするだけで、清潔感が格段にアップします。
ステップ1:車内の荷物をすべて出す
掃除を始める前に、車内にある荷物、ゴミ、小物などをすべて車外に出しましょう。フロアマットも取り外して外に出しておきます。トランクの中も忘れずに空にしてください。これだけで車内がスッキリし、掃除がしやすくなります。
ステップ2:掃除機で徹底的にホコリやゴミを吸い取る
家庭用の掃除機で構いませんので、先端に細いノズルを取り付けて、隅々まで丁寧にゴミやホコリを吸い取ります。
- フロア:座席を一番前や後ろにスライドさせて、シートレール周りやペダルの奥など、見えにくい場所までしっかりと掃除機をかけましょう。
- シート:座面と背もたれの隙間は、お菓子のクズや小銭などが溜まりやすいポイントです。隙間を広げながら、奥までノズルを入れて吸い取ります。
- ドアポケットやコンソールボックス:細かいゴミが溜まりやすいので、忘れずに掃除しましょう。
ステップ3:固く絞ったタオルで拭き掃除
掃除機で取り切れない皮脂汚れや黒ずみは、水で濡らして固く絞ったマイクロファイバークロスなどで拭き上げます。ダッシュボードやドアの内張り、ステアリングなどを優しく拭きましょう。汚れがひどい場合は、水で薄めた中性洗剤を少量使うのも効果的ですが、素材を傷めないよう目立たない場所で試してからにしてください。拭いた後は、洗剤成分が残らないよう、綺麗な水で絞ったタオルで再度拭き上げます。
ステップ4:シミ抜きの挑戦
シートについた小さなシミであれば、自分で落とせる可能性があります。
- 布製シートの場合:市販されている布シート用のクリーナーを使用するのが手軽です。説明書をよく読み、シミの部分にスプレーして、綺麗なタオルで叩くように汚れを移し取ります。ゴシゴシ擦るとシミが広がったり、生地を傷めたりする原因になるので注意してください。
- 革製シートの場合:革専用のクリーナーを使用します。水拭きは革を傷める原因になるので避けましょう。クリーナーで汚れを落とした後、保護クリームを塗っておくと、ひび割れ防止にもなり印象が良くなります。
ステップ5:フロアマットの洗浄
取り外したフロアマットは、掃除機をかけた後、高圧洗浄機やホースの水で泥汚れを洗い流します。その後、カーシャンプーとブラシで洗い、しっかりとすすぎます。洗浄後は、完全に乾かすことが重要です。生乾きのまま車内に戻すと、カビや悪臭の原因になります。天気の良い日に、数時間かけて天日干ししましょう。
車内の消臭対策
ニオイは査定額に大きく影響するため、できる限りの対策をしておきましょう。芳香剤でごまかすのではなく、ニオイの元から断つことを意識するのがポイントです。
- 換気:査定の数日前から、天気の良い日に窓やドアを全開にして、車内の空気を入れ替えましょう。これだけでも、こもったニオイがかなり軽減されます。
- 重曹の活用:重曹には消臭効果があります。小さなカップに重曹を入れ、倒れないようにカップホルダーなどに数日間置いておくと、車内の気になるニオイを吸収してくれます。
- 市販の消臭・除菌スプレー:ニオイが気になるシートやフロア、天井の内張りに、布製品用の消臭・除菌スプレー(無香料タイプがおすすめ)を吹きかけます。スプレー後は、しっかりと乾燥させましょう。
- エアコンの消臭:エアコンをつけた時にカビ臭いニオイがする場合は、フィルターが汚れている可能性があります。エアコンフィルターは比較的簡単に交換できる車種も多いので、汚れがひどい場合は交換を検討しましょう。また、市販のエアコン消臭スプレー(エバポレータークリーナー)を使用するのも効果的です。
【特にタバコ・ペット臭が気になる場合】
これらのしつこいニオイには、より強力な対策が必要です。カー用品店などで販売されている「スチームタイプ」の消臭剤は、煙状の消臭成分がエアコンの内部まで行き渡り、高い効果が期待できます。使用方法を守って、査定の2〜3日前に試してみると良いでしょう。
小さなキズや部品の補修
内装の小さなキズは、自分で補修することで印象を改善できる場合があります。ただし、無理な補修は逆効果になる可能性もあるため、慎重に行いましょう。
- プラスチック部分の浅いキズ:ダッシュボードやドア内張りの浅い擦りキズであれば、プラスチック用のツヤ出し保護剤を塗ることで目立たなくなることがあります。
- 革製品のスレ:ステアリングや革シートの小さなスレは、同色の革製品用補修クリームを薄く塗り込むことで、見た目が改善される場合があります。
- 電球切れの交換:ルームランプやメーターパネルの電球が切れている場合は、交換しておきましょう。数百円の部品交換で「整備が行き届いている」という印象を与えられます。
【注意点】
自分で修理(DIY)を行う際は、必ず目立たない場所で試してからにしましょう。慣れない作業で補修跡が汚くなったり、キズを広げてしまったりすると、かえってマイナス査定が大きくなる可能性があります。少しでも不安な場合は、何もしない方が賢明です。
💰 査定額アップの簡単3ステップ
1. 徹底清掃: 荷物を全部出し、掃除機と拭き掃除でホコリや汚れを一掃!
2. 消臭対策: 換気を心がけ、消臭剤を効果的に使い、ニオイの元を断つ!
3. 簡単な補修: できる範囲で小キズを目立たなくし、電球などをチェック!
これらの「ひと手間」が、査定士の心証を良くし、高価買取への近道となります!
内装クリーニングは業者に依頼すべき?
セルフクリーニングには限界があります。頑固な汚れや強烈なニオイに直面したとき、「プロの業者にクリーニングを依頼した方が良いのだろうか?」と悩む方も多いでしょう。ここでは、自分でできる範囲と、プロに任せた方が良いケース、そしてその費用対効果について考えてみましょう。
自分でできるクリーニングの範囲

前章でご紹介した内容は、基本的に自分でできるクリーニングの範囲内です。改めて整理してみましょう。
- 表面的な汚れの除去:掃除機がけ、ホコリの拭き取り、軽い泥汚れの洗浄など。
- 比較的新しい、簡単なシミ抜き:水性のシミ(ジュースなど)で、ついてから時間が経っていないもの。市販のクリーナーで対応できるレベル。
- 一般的な生活臭の軽減:食べ物や人の汗など、日常的に発生する軽いニオイの換気や市販の消臭剤での対策。
- フロアマットの洗浄:取り外して丸洗いできるフロアマットの清掃。
査定前の準備としては、まずこの範囲のセルフクリーニングを丁寧に行うことが基本です。これだけでも車の印象は大きく向上し、数万円単位での査定額アップが期待できるケースは十分にあります。
重要なのは、「完璧を目指さない」ことです。あくまで目的は「査定士への印象を良くすること」であり、新車同様の状態に戻すことではありません。自分でやってみて、ある程度綺麗になれば良しとしましょう。
プロに任せたほうが良いケース

セルフクリーニングでは対応が難しい、あるいは悪化させてしまう可能性がある場合は、プロの業者に依頼することを検討する価値があります。具体的には以下のようなケースです。
- 長年蓄積された頑固なシミ:原因が不明な古いシミや、油性のシミ(マヨネーズ、チョコレートなど)、血液のシミなどは、専門的な知識と薬剤がないと落とすのが困難です。
- シートの奥深くまで浸透した汚れ:子供が大量のジュースをこぼしてしまった、嘔吐してしまったなど、汚れがシートの内部(ウレタン部分)まで達している場合。表面だけ綺麗にしても、後からニオイやシミが浮き出てくる可能性があります。
- 強烈なタバコ臭・ペット臭:長年の喫煙やペット同乗によって、車内の隅々まで染み付いてしまったニオイは、市販の消臭剤では太刀打ちできません。プロはオゾン脱臭機などの専用機材を使い、ニオイの分子を分解して根本から消臭します。
- カビの発生:シートやフロアに広範囲のカビが発生している場合。カビはアレルギーの原因にもなり、健康上のリスクがあるため、専門業者による徹底的な除菌・殺菌が必要です。
- 嘔吐物や灯油などの特殊な汚れ・ニオイ:これらは専門的な処理が必要であり、下手に触ると被害を拡大させてしまう恐れがあります。
【プロに頼むメリットとデメリット、費用対効果】
メリット: ✅ 自分では落とせない汚れやニオイを根本から解決できる。 ✅ 見違えるほど綺麗になり、査定士に非常に良い印象を与えられる。 ✅ 結果的に査定額がクリーニング費用を上回る可能性がある。
デメリット: ❌ 費用がかかる。(数万円〜10万円以上になることも) ❌ 依頼した費用分、必ず査定額が上がるとは限らない。
ここで重要なのが「費用対効果」です。例えば、3万円かけてプロにクリーニングを依頼し、査定額が5万円アップすれば、2万円の得になります。しかし、査定額が1万円しかアップしなければ、2万円の損です。
この判断は非常に難しいですが、一つの目安として、「その汚れやニオイが原因で、中古車としての商品価値が著しく下がっているか」を考えてみましょう。特に、強烈なタバコ臭やペット臭、広範囲のシミなどは、買取店側も再販前に必ず専門クリーニングに出すため、その費用(数万円)が査定額からあらかじめ引かれています。その場合、自分で先にクリーニングしておくことで、そのマイナス分を取り戻せる(=査定額がアップする)可能性が高まります。
もしプロへの依頼を迷ったら、まずはナオイオートのような買取店に「現状のまま」で一度査定してもらうのも一つの手です。「もしこのシミがなければ、いくらになりますか?」と正直に相談してみることで、クリーニングにかけるべき費用の上限が見えてくるかもしれません。
車を高く売るための内装メンテナンス習慣 🌟
これまで査定直前の対策について解説してきましたが、最も効果的なのは、日頃から車内を綺麗に保つ習慣を身につけることです。将来的に車を高く売るためには、購入したその日から「未来の査定」を意識したカーライフを送ることが理想です。ここでは、誰でも簡単に実践できる内装メンテナンスの習慣とコツをご紹介します。
日常的な清掃の重要性
汚れは、ついてすぐであれば簡単に落とせるものがほとんどです。しかし、時間が経つにつれて酸化したり、素材に染み込んだりして、頑固な汚れへと変化してしまいます。「大掃除」としてまとめて行うのではなく、日々の「ちょこっと掃除」を習慣にすることが、綺麗な内装を維持する最大の秘訣です。
- ハンディクリーナーを常備する:車内に充電式のハンディクリーナーを置いておきましょう。子供がお菓子をこぼした時や、靴についた砂が落ちた時など、気づいた時にサッと吸い取るだけで、汚れの蓄積を大幅に防げます。
- マイクロファイバークロスをダッシュボードに入れておく:信号待ちなどのちょっとした時間に、ダッシュボードやナビ画面のホコリを拭くだけでも、車内の清潔感は大きく変わります。
- 定期的にゴミを捨てる:レシートや空のペットボトル、お菓子の袋などを車内に溜め込まないようにしましょう。車から降りる際に、ゴミを一緒に持ち出す習慣をつけるだけで、車内は常にスッキリとします。
- 月に一度の拭き掃除デーを決める:毎月第一日曜日など、自分の中でルールを決めて、水拭きや掃除機がけをする日を作りましょう。定期的なメンテナンスが、汚れの固着を防ぎます。
これらの小さな習慣は、手間も時間もほとんどかかりません。しかし、数年後に大きな差となって、査定額に反映されるのです。
売却を意識した内装ケアのコツ
日々の清掃に加えて、内装を劣化させないための「予防策」を講じることも非常に重要です。以下の点を意識するだけで、数年後の車の状態は大きく変わります。
- 車内での飲食・喫煙を避ける:言うまでもなく、これが最も効果的な内装ケアです。特にタバコは、ニオイとヤニ汚れで内装に深刻なダメージを与え、査定額を大幅に下げる最大の原因となります。将来的な売却を考えるのであれば、車内は禁煙にすることを強くお勧めします。飲食も、シミやニオイの原因となるため、できるだけ控えるのが賢明です。
- シートカバーやフロアマットを活用する:特に小さなお子様やペットを乗せる場合は、シートカバーの活用が非常に効果的です。シート本体が汚れるのを防ぎ、査定時にはカバーを外せば綺麗な状態を保てます。デザイン性の高いものを選べば、インテリアの雰囲気も変わって一石二鳥です。足元の汚れを防ぐために、純正マットの上にゴム製のマットを敷くのも良い方法です。
- 直射日光を避ける工夫をする:長時間の駐車時は、サンシェードを活用しましょう。紫外線は、ダッシュボードやシートの色褪せ、ひび割れといった経年劣化を早める大きな原因です。サンシェードを使うだけで、これらの劣化を大幅に遅らせることができます。
- 芳香剤の選び方に注意する:香りの強い芳香剤は、査定時に「ニオイ消し」と判断されたり、買い手の好みが分かれたりするため、マイナス評価になることがあります。また、液体タイプの芳香剤をダッシュボードにこぼしてしまうと、シミや変色の原因になります。使用する場合は、無香料または香りの弱いものを選び、設置場所にも注意しましょう。
これらの習慣は、すべて「次に乗る人への思いやり」にも繋がります。大切に乗られてきたことが伝わる車は、中古車市場でも高く評価されます。愛車とのお別れの日まで、少しだけ意識して丁寧に扱ってあげることが、結果的に自分への最高のリターンとなって返ってくるのです。
まとめ
今回は、車の査定額を左右する「内装」の重要性について、マイナス評価のポイントから査定額アップのための具体的な対策まで、詳しく解説してきました。
最後に、この記事の重要なポイントをもう一度おさらいしましょう。
📝 今回のまとめ
- 内装の第一印象が重要:内装が綺麗だと「大切に乗られた車」と判断され、査定全体に好影響を与える。
- 3大マイナスポイント:「シートの汚れ・シミ」「タバコ・ペットのニオイ」「内装のキズ・破れ」は特に厳しくチェックされる。
- 査定前のセルフクリーニングは効果絶大:荷物を出し、掃除機と拭き掃除、消臭対策をするだけで査定額アップが期待できる。
- プロへの依頼は費用対効果を考えて:頑固な汚れやニオイはプロに任せるのも手だが、必ず査定額が上回るわけではないので見極めが重要。
- 日々のメンテナンスが最高の対策:将来高く売るためには、普段から車内を綺麗に保つ習慣が最も効果的。
外装のキズや修復歴は簡単には直せませんが、内装のコンディションはあなたの「ひと手間」で大きく改善できる部分です。査定前に少しだけ時間をかけて愛車を綺麗にしてあげることで、あなたの愛車の価値を正当に、そして最大限に評価してもらうことができます。
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