最近何かと心配な災害時や、趣味で始めたアウトドアなど様々なシーンで車中泊がとても役立ちます。
しかし、車中泊は泊まる場所、必要なものが分かりにくく、ハードルが高いのではないでしょうか?
今回は、車中泊の基本と、必要なグッズの1部を皆様にお伝えします。
車中泊のメリット
①家族だけで避難ができる
避難所ではなく、車の中に避難ができるのでパーソナルスペースを確保できます。避難所までは距離があって必要なものを持っていくのも一苦労ですが、車なら先に必要なものを入れておくこともできます
②ペット等も一緒に避難できる
避難所には、ペットと一緒に入れないところが多いです。
車中泊なら、一緒にいられるので、安心ですよね。
③そのまま移動手段として使える
安全な場所まで、そのまま動くことができるので、避難所で救助を待つよりも早く行動することが可能です。
どんな時でも早く行動ができるというわけではないので、災害の状況に応じて判断をしてください。
車中泊のデメリット
①衛生管理が大変
トイレや、シャワーができる場所が近くに無い場合は、衛生管理が大変になります。
②避難時の支援物資を受け取れない
避難所では、自治体の支援物資を受け取れるのですが、そういったものが無いので、事前に準備しておく必要があります。
③エコノミークラス症候群のリスクがある
エコノミークラス症候群とは、長時間同じ体制でいることによって、血流が悪くなり、血栓が生じ呼吸困難に陥ってしまう病気です。外にでて体を動かしたり、シートを倒さず寝るのではなく、シートアレンジをして寝返りがうてるようにすることが大切です。
車中泊の人数に応じて必要な大きさ
車中泊の人数によって必要な車の大きさがあります。
最近ブームになっている軽のキャンピングカーなら、大人2人寝ることができます。
また、軽のハイトワゴン(スペーシア・N-BOX・タントetc)でも、軽のキャンピングカーよりは広さは感じませんが、大人2人なら寝ることができます。
ミニバン(VOXY・セレナ・ヴェルファイアetc)には、大人2人と小学生までの子供2人くらいが限度で寝ることができると思います。狭い場合は、テントを車に積んでおくのも良いかと思います。
車中泊に使えるグッズ
さて、ここまではメリットデメリット、必要な車のサイズをお伝えしましたが、ここからは車中泊に使えるグッズをご紹介します。
・食料品
・水
・除菌シート・ウエットティッシュ
・簡易トイレ
・タオル
・毛布
・車中泊用マット
・使い捨てカイロ、冷却シート
・ポータブル電源
まずは、食料品です。
車に積んでおくとなると、熱や寒い場所でも腐らないような食料が理想的です。
車の中で保存ができるクッキーや、車内で温めをしても良い非常食がネットでも購入できます。
続いて必要なのが水です。
水は飲む用はもちろんですが、手を洗ったりするのにも使えます。
飲む用の水は、ペットボトルの物を保管しておきましょう。
手を洗ったりするものは、水道で補給できるように、ウォータータンクを車に入れておくとストックができるのでオススメです。100円ショップでも、水をストックできる袋がうっていますので、是非チェックしてみてください。
続いて、除菌シート・ウエットティッシュです。
キャンプをする方ならわかるかもしれませんが、除菌シートはいろいろな場面で役に立ちます。
手を拭くのはもちろん使い終わった食器を洗ったり、ウエットティッシュなら体を拭いたり簡易的な歯磨き替わりでも使うことが可能です。
タオル・毛布等は、寒さ対策に使えます。
寝具として、車中泊用のマットが大切です。
シートをフラットに近い状態にしたまま寝ると、硬い部分や、凹凸があるので、空気を入れるタイプのエアーマットや、車のサイズに合っているマットレスを敷くことで、ベッドの様な仕様になります。
最後にとても便利に利用ができるポータブル電源です。
スマホの充電はもちろん、ライトの電源や、寝るときに車のエンジンをつけたままにしておくのは良くないので、暖を取るのはポータブル電源がおすすめです。冬には、電気毛布などで暖を取るのが良いと思います。ソーラーパネルで充電ができるものだと、なお良いです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今回紹介したグッズは一部になりますので、ご自身の世帯で必要なものを今一度見直してみてはいかがでしょうか。
3.11の時と同様に災害時にはガソリンスタンドが閉まっている場合がありますので、常にガソリンは余裕をもって入れておくようにしましょう!
車中泊避難では、情報が入ってこないケースもありますので、避難所の近くに車を停めてトイレなどは避難所のものを使い、情報収集等をすることがオススメです。
避難訓練ではないですが、家族で一度車中泊を体験してみてはいかがでしょうか?
ナオイオートでは、普通車、軽自動車すべてのお車のお取り扱いがございます。
今のお車を是非ナオイオートで買い取らせていただき、災害時を見据えた車へのお乗り換えはいかがでしょうか?