
こんにちは!ナオイオートです!
運転中にエンジン警告灯が突然点灯すると、誰でも驚きや不安を感じるものです。「故障?でもまだ走れるし…」「すぐに修理が必要?」といった疑問を抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、エンジン警告灯の意味や点灯する主な原因、無視して走行することのリスクについてわかりやすく解説します。さらに、点灯時の正しい対処法や修理費用の目安、日常でできる予防策まで詳しく紹介しています。
この記事を読むことで、エンジン警告灯が点灯した際に慌てず適切に対応できるようになります。
車に詳しくない方・初めて警告灯を見た方・修理費用が気になる方に特におすすめの内容です。

目次
- エンジン警告灯とは?点灯の意味と仕組み
- エンジン警告灯が点灯する主な原因
- 無視して走行するリスクとは?
- 警告灯が点灯したときの適切な対応方法
- 修理費用はどれくらいかかる?原因別の目安金額
- 点灯を防ぐためにできる日常メンテナンス
- まとめ
エンジン警告灯とは?点灯の意味と仕組み
エンジンチェックランプと他の警告灯の違い

エンジン警告灯(エンジンチェックランプ)は、エンジンや排気ガス制御装置に何らかの異常があることを知らせるランプです。多くの場合、黄色またはオレンジ色のエンジンの形をしたアイコンで表示されます。
似たような警告灯として、バッテリー、ブレーキ、オイルなどがありますが、エンジン警告灯はエンジン制御コンピューター(ECU)が感知した異常を示す点が特徴です。
点灯する主なタイミングと条件
エンジン警告灯が点灯するタイミングはさまざまです。
- エンジン始動直後(正常動作として数秒点灯)
- 走行中に突然点灯
- アイドリング中の不安定な挙動に連動して点灯
走行中に点灯した場合、異常が進行しているサインの可能性があります。誤作動もあるため、後述する方法で見極めが必要です。
エンジン警告灯が点灯する主な原因
センサー異常(O2センサー、MAFセンサーなど)
現代の車には多くのセンサーが搭載されています。特に代表的なのが以下の2つです。
- O2センサー:排気ガスの酸素濃度を測定し、燃料の調整に関与
- MAFセンサー:吸入空気量を測定し、燃料噴射量を制御
これらのセンサーに異常があると、燃焼バランスが崩れ、エンジンの効率が低下します。警告灯が点灯し、エンジン性能に影響が出ることもあります。
点火系や燃料系のトラブル
点火プラグ、イグニッションコイル、燃料インジェクターなどにトラブルが起きると、エンジンがスムーズに作動しなくなり、警告灯が点灯します。症状としては、
- アイドリングが不安定になる
- 加速が鈍くなる
- エンジンの振動が大きくなる
排気ガス関連の不具合(触媒、排気センサーなど)
排気システムの異常も警告灯の点灯原因です。代表的なパーツは以下の通りです。
- 三元触媒(キャタライザー):有害物質を浄化する装置
- 排気センサー(NOxセンサーなど):排出ガスの成分を検知
これらに問題があると、排気ガスの規制をクリアできず、車検にも影響が出ます。
バッテリーや電装系の異常
電圧が不安定な状態や、バッテリーの劣化、オルタネーターの不具合があると、ECUが正しく動作せず警告灯が点灯することがあります。
無視して走行するリスクとは?
エンジンのさらなる損傷
警告灯の点灯を無視して走行を続けると、センサー不良が他の部品へ悪影響を与える可能性があります。たとえば、
- 燃料が濃すぎて触媒コンバーターを破損
- 点火不良が続いてエンジンがダメージを受ける
結果的に、修理費用が数万円から十数万円へと膨らむケースもあります。
燃費悪化や出力低下
センサー異常や点火ミスによって燃焼効率が下がると、ガソリンの消費量が増加します。また、加速力が落ちたり、スムーズに走れなかったりする症状も見られます。
最悪の場合は走行不能に

一部の車種では、警告灯の点灯と同時に「セーフモード」(最低限の動作しかしない保護状態)に入ることがあります。これは、エンジンへのダメージを避けるための機能です。
セーフモードでは、
- アクセルを踏んでも加速しない
- シフトアップしない
などの症状が出て、実質的に走行困難になります。
警告灯が点灯したときの適切な対応方法
一時的な誤作動の可能性を見極める方法
エンジン警告灯は、一時的なセンサー誤作動や電圧の変動で点灯する場合もあります。以下のような状況であれば、すぐに深刻な故障とは限りません。
- 給油直後にキャップが緩んでいた
- 気温や湿度の変化による一時的な誤差
- 長期間走行していないことによる電圧低下
一度エンジンを切ってから再始動し、警告灯が消えるかどうかを確認してみましょう。消えた場合でも履歴として異常が残っている可能性があるため、OBD診断をおすすめします。
自分でできる応急チェックポイント
走行可能な状況であれば、以下の簡単なチェックを行うことで原因の手がかりを得られることがあります。
- 給油キャップが正しく締まっているか確認
- 異音や異常な振動がないか
- アイドリングが不安定でないか
- エアコンやヘッドライト使用時の電圧変動
これらを確認しながらスピードを出さず、安全な場所へ移動してください。
整備工場やディーラーに持ち込む目安
以下のような状況では、早急に整備工場またはディーラーで点検を受けるべきです。
- 警告灯が点滅している(継続走行は危険)
- 明らかにエンジンの挙動がおかしい
- 燃費が著しく悪化している
整備士による専用診断機(OBDスキャナー)を使えば、エラーコードを特定して原因を迅速に突き止めることができます。
修理費用はどれくらいかかる?原因別の目安金額

軽度なセンサー交換の場合
最もよくあるのがO2センサーやMAFセンサーの交換です。費用は以下が目安です。
- O2センサー交換:1万円〜2万円前後(部品+工賃)
- MAFセンサー交換:1.5万円〜3万円前後
社外品を使用することで、費用を抑えることも可能です。ただし、耐久性には差があるため注意が必要です。
修理が高額になるケースとは?
以下のような部品が原因の場合、修理費用は高額になることがあります。
- 触媒コンバーター(キャタライザー):5万〜15万円
- イグニッションコイル:1万〜2万円(1気筒あたり)
- ECU(コンピューター)本体の不具合:10万〜20万円
特に高年式の輸入車では、パーツ代が国産車よりも高くなる傾向があります。
見積もり時の注意点と交渉のポイント
修理前には必ず見積書を確認しましょう。その際のポイントは以下の通りです。
- 部品代と工賃が分かれて明記されているか
- 再発防止のための予防整備が含まれていないか
- 純正品・社外品どちらを使用するか
また、信頼できる整備工場を選ぶことで不必要な修理や部品交換を避けられます。
点灯を防ぐためにできる日常メンテナンス
定期点検の重要性
エンジン警告灯の予防には、定期的な点検が最も有効です。法定12ヶ月点検や車検だけでなく、半年ごとの簡易点検もおすすめです。
点検では、
- センサーや配線のチェック
- スロットルボディの洗浄
- 排気ガスの測定
などが行われ、早期発見・早期対応が可能になります。
オイル交換やフィルター交換の頻度

エンジンオイルが劣化すると、エンジン内部に汚れがたまりセンサー異常を引き起こすことがあります。
- エンジンオイル:5000kmまたは6ヶ月ごとに交換
- エアフィルター:10000kmごとに清掃または交換
これらの交換を怠ると、燃費の悪化や警告灯の点灯リスクが高まります。
エラー履歴を確認できるOBD診断とは?
OBD(オンボードダイアグノーシス)診断とは、車に内蔵された自己診断機能を読み取る方法です。専用の診断機を接続することで、
- 過去の異常履歴
- 現在のエラーコード
- 各センサーの動作状況
を確認することができます。最近では、OBD診断機が市販されており、スマホと連動して使用できる商品も増えています。
エンジン警告灯が点灯した状態で走行できるか判断するポイント
点灯状態を確認:点滅 or 点灯?
エンジン警告灯が「点灯」している場合は、比較的軽度なトラブルの可能性が高いですが、「点滅」している場合は走行を直ちに中止すべき状態です。
- 点灯:センサー異常や一時的なエラーが主な原因
- 点滅:重大なエンジン損傷の可能性あり(点火ミスなど)
走行中の症状をチェック
以下の症状が見られる場合は、走行を控えましょう。
- 明らかにパワー不足を感じる
- エンジン音が異常に大きい・バラつく
- 白煙・黒煙が排気から出ている
これらの症状は深刻な内部トラブルを示している可能性があります。
安全な退避とロードサービスの活用
異常を感じたら、無理に走行せず安全な場所に停車し、保険に付帯するロードサービスなどの利用を検討してください。
エンジン警告灯に関するよくある質問(FAQ)
Q1. 警告灯が一度消えた場合は修理しなくても大丈夫?
一時的に警告灯が消えても、エラー履歴が車のコンピューターに残っている可能性があります。症状が再発する前に、OBD診断で確認することをおすすめします。
Q2. エンジン警告灯だけで車検に通らないことはある?
はい。警告灯が点灯している状態では、排出ガス基準違反として車検に不合格となります。修理してから車検に臨みましょう。
Q3. DIYで警告灯をリセットする方法は?
市販のOBD2診断機を使えば、エラーコードの読み取りや消去が可能です。ただし、原因を解決しないままリセットするのは危険です。あくまで診断用と考えてください。
市販のOBD診断機を使って自分でエラーを確認する方法

OBD2とは?
OBD2(On Board Diagnostics II)は、1990年代以降の多くの車両に搭載されている故障診断システムです。エンジン警告灯が点灯した場合、OBD2ポートに診断機を接続することで、異常の詳細が確認できます。
OBD診断機の種類と特徴
- スタンドアロン型:画面付きでその場で確認可能。価格は1万円〜
- Bluetooth接続型:スマホと連携し、アプリで診断可能。価格は3000円〜
診断機を使用するには、運転席下のOBD2ポートに差し込むだけでOK。点灯している警告灯の原因を「Pコード」(例:P0171 燃料系統の希薄燃焼)として表示してくれます。
診断結果の活用方法
得られたエラーコードをインターネットで検索するか、整備士に提示することで、原因の特定と修理方針が迅速に決定できます。
実際にあったエンジン警告灯のトラブル事例
事例①:走行中に点灯→原因は給油キャップの緩み
30代男性が、高速道路走行中にエンジン警告灯が点灯。加速や音に異常はなく、帰宅後にOBD診断で「EVAP系統の漏れ(P0455)」と表示。ガソリンキャップが緩んでいたことが原因でした。
事例②:加速時のもたつき→点火コイル不良
40代女性が、信号発進時のもたつきを感じていたところ、警告灯が点灯。整備工場にてイグニッションコイルの1本が断線していたことが判明。約1.2万円で修理完了。
事例③:警告灯が消えたが、実は触媒が故障
一時的に警告灯が点灯した後、自然に消灯。しかし半年後の車検で排ガス数値が基準値を超え、触媒コンバーターの故障が発覚。修理費用約13万円。
信頼できる整備工場を選ぶポイント
国家整備士が在籍しているか確認
国家資格を持った整備士が常駐している工場では、診断精度も高く、安全性や作業品質が保証されやすいです。
見積書の明確さと説明の丁寧さ
作業内容・費用をわかりやすく説明してくれる整備工場は信頼できます。あいまいな説明や口頭のみの見積もりには注意しましょう。
アフターサポートの有無
部品交換後の保証や点検後のフォローアップがしっかりしている店舗は、万が一の再発時にも安心です。
まとめ
エンジン警告灯は、車の異常を知らせる重要なサインです。無視して走行を続けると、エンジンの故障や修理費の増大につながるリスクがあります。
この記事で解説したように、
- 点灯の意味や原因を正しく知る
- 無視せず、早めに点検や修理を行う
- 日常的なメンテナンスで予防する
これらのポイントを押さえることで、安心して車に乗り続けることができます。
エンジン警告灯が点灯した際には、焦らず冷静に対応し、信頼できる整備工場へ相談してください。
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